「良い記事を書くためには、一次情報を集めろ、と聞くけど、一次情報をどう集めれば良いか分からない」
記事執筆にあたり、こんな風に悩んでいませんか?この記事を読むと、記事の制作に不可欠な一次情報の集め方がわかります。
一次情報の集め方がわかると、良い記事が作れ、最終的にはクライアントに喜ばれるでしょう。
本記事では、まず一次情報の定義について説明した後、一次情報の収集先や一次情報の集める際の質問事項といったノウハウをお伝えいたします。
一次情報とは
一次情報は、直接観察した結果や生の声など、加工されていない情報を意味します。たとえば、あなたが試食した食べ物や、旅先で感じた自然の心地よさなど、五感を伴う体験は、一次情報に分類されるでしょう。
これに対し、二次情報は、新聞やテレビなど、第三者によって編集済みの情報です。情報をありのままに伝えているように見えても、多くの場合、不要な部分をカットするといった編集が施されています。
なぜ一次情報が大切なのか
よくメディアの制作にあたり、「一次情報に当たれ」といったアドバイスを見聞きします。
なぜ一次情報が大切なのかと言うと、一次情報は、第三者によって加工されておらず、情報の鮮度が高いからです。
また、一次情報はテキストや動画といった二次的な情報と違い、取材者が直接体感して入手することから、情報としての希少性も高いとされます。
これらの理由により、一次情報をもとに制作した記事は、臨場感があり、SEOなどでも高く評価されるのです。
一次情報の収集先
どこに取材するかにもよりますが、一次情報の収集先は下記のようなところがあります。
- 企業
- 自治体
- 歩行者など一般人
- SaaSなど、デジタル上のサービス
- 食品
- お店
- 自然
- TwitterなどのSNS
これらの一次情報のうち、メディア制作で重要視されるのが、企業や自治体、一般人などから得るインタビュー情報です。
記事の制作側が当事者であれば別ですが、多くの場合、ライターや編集者は特定のジャンルのプロフェッショナルではなく、インタビューによる情報収集を必要とします。
インタビューでは何を、どのように聞けば良いのでしょうか。次章では、インタビューで聞くべき質問テクニックについて解説します。
一次情報を集める際の質問テクニック
質問事項を解説する前に知っていただきたいのは、質問は、あくまでも内発的な問いであり、明確な正解があるわけではないということです。
しかし、良い質問をするための質問テクニック、ノウハウは存在します。
ここでいう質問テクニックとは、仮説をもとに、問いを立てるということです。
仮説とは、いわば、思考の軸になります。この思考の軸が強固であればあるほど、取材対象者との議論が活発になるでしょう。
たとえば、企業のDXが進まない要因について、企業にヒアリングするとします。この時、事前に調査をした上で、「DXが進まないのは、デジタル人材がIT企業など一部業界に偏在しているためだ」と事実をもとにした仮説を立てることで、実際の取材を有意義に進められるでしょう。
一方で、全ての取材が上記のような仮説を立てれば良いかと言ったらそうではありません。
サービスや商品単体を質問する際には、
- なぜ今、このサービスを扱うのか
- 競合サービスと比べた際の特徴や優位性、PRポイント
- どんな会社や業態に合うサービスなのか、おすすめな使い方は
- 担当者のコメント
といった定型的な質問を立てると良いでしょう。
まとめ
一次情報は良いメディアを作る上で重要な要素です。
ただし、一次情報の収集にはいくつかの注意点も存在します。
たとえば、一次情報の発信者の身元です。この発信者の身元が信頼できないものであれば、情報の信頼度は一次情報のいかにかかわらず、落ちてしまうでしょう。
こうした点に気をつけながら、良い取材、良いメディア制作に従事していただけますと幸いです。

